【B型肝炎】世界の標準!ユニバーサルワクチネーションを知ろう!
“ユニバーサルワクチネーション”って何?
HBVへの感染は日常生活でも起こり得ることから、これら以外の方でもHBワクチンの接種を行うべきだという考えがあります。国民全員がワクチンを受ける方法を“ユニバーサルワクチネーション”と呼びます。
HBワクチンは世界180か国以上で国民全員が接種を受けるワクチン(ユニバーサルワクチン)になっています。日本でも2016年10月から0歳児を対象とした定期接種が開始されました。乳幼児、小学生は集団生活の場でB型肝炎にかかる危険性があるため、アメリカではHBワクチンを接種していないと小学校への入学が認められません。日本でも乳幼児期の接種に対して助成する自治体が増えてきています。一人でも多くの乳幼児、小学生がHBワクチンを公費で接種できるようになることが望まれます。
日本肝臓学会では、HBワクチンをどのような方に接種することが望ましいかについて、調査を行いました。結果は総説としてまとめられています。