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B型肝炎治療ガイドライン

日本肝臓学会編『B型肝炎治療ガイドライン』の公表について

B型肝炎治療ガイドライン(第2版)2014年6月

 一般社団法人日本肝臓学会・肝炎診療ガイドライン作成委員会では、2013年4月に「B型肝炎治療ガイドライン(第1版)」を作成し、公開いたしました。このガイドラインでは、B型肝炎ウイルス感染者の治療目標を明記し、治療対象や治療薬の選択について詳細に記載しています。最近問題となっておりますB型肝炎ウイルス再活性化への対策についても本ガイドラインに掲載しました。本邦の臨床現場において本ガイドラインが広く活用されておりますことは、作成委員会一同の喜びとするところです。

 一方、2014年5月には新規核酸アナログ製剤テノホビルが国内において発売され、国内第3相試験の結果が発表されました。この結果、およびこの1年間の様々な研究成果をもとに、今回B型肝炎治療ガイドラインを改訂し、第2版を作成しました。第2版では旧版の内容を隅々までアップデートするとともに、各レコメンデーションについてエビデンスレベル・推奨グレードを記載しています。また、多忙な臨床医にこの重厚なガイドラインを簡便に理解していただくため、内容を抜粋した簡易版、および簡易版を反映させたモバイル端末用アプリも作成しました。この改訂第2版が、旧版同様B型肝炎診療の場において活用され、B型肝炎ウイルス感染者の生命予後・QOLの改善に寄与することを望みます。

本ガイドラインの無断掲載を禁止いたします。



2014年6月


一般社団法人日本肝臓学会
理事長  小池 和彦
肝炎診療ガイドライン作成委員会
委員長  滝川  一

●『B型肝炎治療ガイドライン』英語版は こちら

 

更新履歴

2013年4月      第1版

2013年5月      第1.1版

  • ●テキスト中の表ナンバーの修正
  • ●ALTの単位をU/lに修正
  • ●表3、Peg-IFNの妊娠中の投与についての記載を修正
  • ●表5、エンテカビルのHBs抗原陰性化(短期経過)を0.3%に修正
  • ●p39・p49、エンテカビル治療成績についてのデータを修正
  • ●表17、3TCの合剤についての記載を追加


2013年9月      第1.2版

  • ●HBV DNA測定法についての表記を「リアルタイムPCR法」に統一
     

2014年6月      第2版(改訂個所を青字で記載)

  • ●各リコメンデーションにエビデンスレベル・推奨グレードを付記
  • ●表1「抗ウイルス療法の目標」、肝硬変のoff treatment時の目標を「-」に修正、およびoff treatment時の目標を核酸アナログ・IFNそれぞれに分けて記載
  • ●1-5-2および4-6-1、核酸アナログ中止症例(off treatment症例)と自然経過の非活動性キャリアの長期予後についての記載を追加
  • ●表8「治療対象」肝硬変・HBV DNA量の項の記載、「陽性(≥2.1 log copies/ml)」を「陽性」に修正
  • ●「核酸アナログ」「慢性肝炎・肝硬変への対応」など、ガイドライン全体にわたりテノホビルについての記載を追加
  • ●表14・表15としてテノホビル国内第3相臨床試験の結果を記載
  • ●「Drug-freeへ向けて」というタイトルを「核酸アナログ治療の中止」に変更
  • ●sequential療法適応症例についての記載を追記
  • ●5-1-4「核酸アナログ治療効果良好例・不良例における治療戦略」、および図7「治療効果による核酸アナログの選択」を新たに記載
  • ●図8「免疫抑制・化学療法により発症するB型肝炎対策ガイドライン」に注釈を追加
  • ●表18「添付文書上B型肝炎ウイルス再燃の注意喚起のある薬剤」に新規薬剤を追加
  • ●表19「抗HBV作用のある抗HIV薬」にスタリビルドを追記